皆さん、「変形性股関節症」ってご存じでしょうか?
Wikipediaにも紹介がありますが、私の理解はこうです。
元々の骨の作りにより、年齢を重ねた人が股関節の軟骨をすり減らすことで歩行が困難になる病気。日本では特に女性に多い。
2年前にそう診断された私、私といえば、昔から胡座をかくことが苦手だったし(なぜかあまり開脚できなかった。)、仕事柄長時間座っていることが多く、結構腰痛持ちでした。長時間歩くとすぐに疲れてしまって、歩くのが好きな姉に「あんたと出かけるとすぐ休んで、お茶ばっかりしてるよね。」と嘆かれて。。。単に体が硬いのだとも思ってたような気がしますが、今思えば、初めからその兆候はあったのでしょう。ただ、その頃は、自分が歳をとることはまだリアルではなかったし、なぜかいつも楽観視していたのでした。
そして話は戻りますが、2年前、あまりにも足が痛くて入った中国人経営の整体院で「これワタシのテに負えないから、レントゲン撮ってもらうため整形外科に行った方がいいヨ〜。」と言われて行った病院で、医師から初めてそう診断されて、しかも私の両足とも軟骨はほとんどもう無くて、末期。手術をするとしたら、歩けるようになるだろうが、人工股関節は15年くらいが限度であるので、55歳まで待った方がいい。」と言われて、その日は腑に落ちない気持ちでリハビリと称する治療を受けたのでした。でも、私の住んでるところからはどう考えても大変過ぎる距離だったので、そこには通うことは無理でした。
さて、その後、知り合いのつてで、理学療法士さんやカイロプラクターさんなどに診てもらってはいましたが、「良くなりそう」という手応えがあまり感じられないまま月日が流れました。
その時、かろうじて毎月単位で診てもらっていたカイロプラクターさんが希望的観測を時々言ってくれたので、手術はしたくなかった私は微かな希望を持って診てもらっていました。カイロプラクターさんと一緒に、よく知る人がキネシオロジーを使って心理的な側面もフォローしてくれたので、アドバイスを受けて参考にしていましたが、だんだん悪化する私に、カイロプラクターさんは、体の状態をきちんと知りたいから、レントゲンを撮ってもらうよう勧められました。
ああ、病院には行きたく無いなあと思いつつも、近所にリハビリも行う整形外科があり、医療系に従事するシェアメイトにも「あそこ、良さそうじゃ無い?」と言われて行ってみました。
ところが、カイロプラクターさんの勧めで来たと話した途端、医師は激昂し、
「整体なんてものは、肩こりの人が行くもので、あなたみたいに状態が悪い人が行くところじゃ無いんだ!」
「整体がいいなら、整体師の言うことを聞けばいいし、病院には来なくていい!」などなど、言われてしまいました。
レントゲンも、アドバイスをもらった角度の写真をかなり嫌そうに、機嫌が悪いのを隠そうともせずイライラした態度のまま、指示をしていらっしゃいましたが、誠実な方なのでしょう、撮ってくださいました。
結論から言うと、整形外科でのリハビリは私には全く効果を感じられず、行くのが辛かったので、しばらく週2ペースで通った後は、やめてしまいました。やはり病院であれば、手術が最善であり、受けなくては何ともならないのかもしれないと思います。その後、動かすことが必要かもしれないと思いつき、そういう系統の整体にも行きましたが、ひどい筋肉痛に見舞われ、1週間に一度ずつ2回行っただけで行く気力を無くし、以後まだ行っていません。ことごとく空振りの日々。。。
そんな私に、シェアメイトのダンサーの男性が、
「びっこ引いてるの?俺も首を悪くして手術せなあかん、って時に劇的に改善した鍼灸院があるから紹介しようか?」とまさに救いの手を差し伸べてくれたのでした。
名前を教えてもらうとすぐにその鍼灸院のサイトを見つけ出し、メールを送り、最短で空いている日に予約を取りました。
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