少し前に、40歳くらいの理学療法士さんが引っ越してきたんです。
たまたま「実は私は〜」みたいな話になって、変形性股関節症のことを初めて話したところ、すごくもやもやしたことに気づきました。
まず、医療者に対する全般的な不信感があることは認めます。
でも、自力で治そうと思うけど、寝たきりの人が良くなったと書いてある運動処方士さんの本を読んで、行ってみようかと思うと話したところ、
「寝たきりが寝たきりで無くなったという話なら、そんなに珍しくないよ。」とまず言われ。
さらに「レントゲンを見ていないから何とも言えないけど、変形があるなら、治らないよ?」という冷徹な言葉。
なんで、医療関係の人って、まず否定して良くない状況を想定するんだろう。(うちの元看護師だった姉もそういう感じです。)
↑寝たきりの人が良くなったと書いてた本です。
病院なんて、単なる営利企業で、出来れば治ればいいですよねえ〜?みたいなスタンスでしか無いと思うんだけど。
もしかしたら、本当は良くなって欲しいけど、変に期待して、ガッカリするのが嫌で、良くならない状況しか考えないようにしているのかもしれない、と善意があることを信じたいけど。
マンガ「ラジエーションハウス」でも、乳がんの疑いを持たれた女性が、日本人の50〜80%がマンモグラフィでは病変を見つけることができない、と主人公の放射線医師に言われて、「そんな大事なこと…、どうして教えてもらえないんですかっ…!!!」と激怒する場面があり、本当にそうだよな、と思う。
効果がある医療業界には感謝の気持ちがあるけれど、効果の無い医療業界なんか、どんどん無くなってしてしまえばいいと思うわ。本当に。
これからは、自分の体は自分で管理しなくてはならないと思う。
ところで、昨日は近所のパン屋さんに行って、「歩き方が全然変わって、良くなりましたね!」と驚かれました。
多分、パンを買って世間話をしている時は私の足のことをすっかり忘れてたんだろうと思うのだけど、帰り際に思い出したみたいなんですよね。
すごくびっくりした顔で、帰ろうとした私に迫ってこられたので、私もびっくりしたんだけど。
結構ご年配のご主人なので、「ええ、病院に言われたことを守らないでいたら、結構良くなったんですよ!」と言っておきました。
ほんと、整形外科なんかに行ったら、ほとんど無駄なことしかやんないし、待たされるし、気持ちが暗くなっちゃうからね!
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