https://twitter.com/sodium/status/790864906518011904/photo/1
この汐街コナさんのTwitter投稿がかなりの反響だそうです。
いきなり自分語りになってしまうのですが、かつて、私も度々頭がおかしいくらい残業しておりました。
その中で、私自身は死にたいと思ったことは無かったのですが、私よりも前に在籍していた若い女の子が、
「今、飛び込めたら、もう会社になんか行かなくていいのに…。」
と、薄ら寒いことをつぶやいていたと後で聞きました。
その当時働いていた会社では、特に徹夜した覚えがある案件が2件あるのですが、どちらも、クライアントは余裕のある大手企業であり、今思うと「そんな無理しなくて、良かったんじゃ?」と思うところもあります。(もちろん、そんな案件ばかりでは無いですが…。)
半ば、ヤケクソというか、「みんながそうするから、私もそうするー!」というような社風?だったのかもしれません。
最初に就職した制作会社では、かろうじて終電で帰られる暗黙のルールが存在したのですが、市営交通よりもJRが遅くまで営業していたために、45分で家路に着く私よりも長く拘束された上に1時間半くらいほど帰宅に時間が掛かり、さらに満員電車だという同期の年下の女の子から攻撃されたこともありました。
とはいえずっと長く制作業で、その時間感覚が残っているせいなのか特に誰かから強制されたということでもなく、期待が掛かるほど、自分でもやりたいと思うほど、キリキリとどこかが痛むようなプレッシャーを感じ、必然的に仕事を優先とする日々が長かったです。
今はもうあのきつかった頃の気持ちを思いだそうと思っても、少し斜がかかっているというか、確実に再現出来てない実感があるのですが、(悩みが無くなったわけではないのですが…涙)
あの頃、いつも会社を辞めた時、嬉しかった。
寂しい気持ちが残っていたりもしたけれど、急に身軽な気持ちになって、ああ、外はこんなに平和だったんだ!嵐は過ぎ去ったんだ!と思って、めいっぱい堕落したダラダラした日々を過ごしたり。
そしてまた仕事に戻って嬉しくなったり。
ほら、あのギリギリな気持ちにはやっぱりなれない。
そして、良いのかどうなのか、後になってみれば、今のこの私は堕落なのかもしれないとも思ったりするのです。
「左ききのエレン」43話も刺さりましたー!めちゃくちゃ面白くて、どの回もドキッとするところがツボです。弱さも強さもその時々で裏返るような、そしてギリギリなところを見ている世界観が素敵です。
ところで、私の中ではまさしく神様のようだったグラフィックデザイナーの大御所、長友啓典さんがお亡くなりになっていました。昔、2回ほど見ていただいたことがあり、とても優しい言葉をくださって、私は有頂天になったりしてほんとうに嬉しかったのです。
今となっては私は後悔の無いよう、私もわたしの人生というものをまっとうするしか無いし、やりたいことを全部やるぞー!と思う。頑張るのです。
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