恥ずかしながら、カミングアウトします。
ずっと私はお掃除が大嫌いで汚部屋住人でした。(というか、本当はまだ現在進行形です。)
スピ系ではお掃除推奨なのですが、どうしてもやれなかったのです。
でもついに、これは、やはりやらねばなるまいと思える強力な本と出会いました。
それは!この本です。
言い訳になりますが正直なところ私は、これまでの人生、ずっと仕事中心で、ほとんど自分を省みることは無かったのです。
ハードなのが当然、苦労してなんぼ、という心境で、世の中は辛いのが当然だとずっと考えていたので、自分を大事にする=自分の環境を整えることが出来ていませんでした。
新卒でグラフィックデザインの会社に入った時から終電まで働くことを命じられ、ブラック企業で寝泊まりする日々を送ってきた私です。
今思うとどうかしているのですが、当時はそれが当たり前で、多感だった高校の頃入り浸った図書室で司書さんに勧められて読んだベートーベンの伝記、『ジャン・クリストフ』に「シューベルトがベートーベンほど偉大な音楽家になれなかったのは、その生涯が幸せだったから。」というようなことが書かれていたと記憶していて(えーと手元には本が無く、、記憶の中でのことになってしまいますが。)
「そうだ!幸せだといいものが作れないんだ!」と思って、結構不幸好きだったと思います。
何故か小さい頃から自分は良い子じゃないんだと思っていたので、致し方ない、とも考えていたかもしれません。
関係ないけど、畏れ多いけど、エヴァンゲリオンの庵野さんも独身の頃、「幸せになったら作れなくなるから結婚したくない」といった旨のことを書いてたと記憶しています。(これは探せば雑誌クイック・ジャパンに載ってたはずですが、めちゃ売れた号でほとんど換金されなかったはずなのに、きっと近所にあったサブカルの古本屋に売ってしまってますね。。)
今もその影響が残っていると思いますが、かなり長期間、私は不幸を良しとしておりました。
これはもう、スピ無関係の一般の方々には不評かもしれませんが、不幸を引き寄せまくった結果、「もう私は自分を支えられない!」とばかりに股関節を悪くしたのかもしれないと最近本気で考えるようになりました。
考えてみれば、ちょうどストレスを抱えた後に悪化したとも思えます。
なので実験として、好きなことしかやらないと決め、全力で自分を愛おしみながらしばらく股関節のことをあまり考えずに過ごしてみようと思います。
ちょっと悩ましいけどそんなに労力の掛からない、楽しくない仕事を他の方にお願いすることも決心しています。
まずは、お掃除をやってみようと思います。
Comments